自由英作文を得点源に変える3軸トレーニング:構成テンプレ・例文ストック・週次添削で高3が5月から得点を積む

「英作文が出ると毎回手が止まる」「書けても減点ばかり」――高3の5月、自由英作文に苦手意識を持つ受験生は多いはずです。結論から言えば、英作文は構成テンプレート・例文ストック・週次添削サイクルの3軸を回せば、夏までに安定した得点源に変えられます。才能や留学経験は必要ありません。むしろ「型」を持っているかどうかで合否が分かれます。この記事では、5月から始めて夏休み終わりまでに英作文を仕上げる具体的な手順を3ステップで紹介します。

1. 構成テンプレートを3つ持つ:迷わない書き出しが減点を防ぐ

1. 構成テンプレートを3つ持つ:迷わない書き出しが減点を防ぐ

英作文が苦手な人ほど「何から書くか」で時間を浪費します。本番では考える時間がほぼ取れないので、出題パターンごとに使えるテンプレートを先に体に入れておくのが鉄則です。最低でも次の3つは用意しておきましょう。

賛成・反対型(Opinion型)

1文目で立場を明示し、2〜3文で理由を2つ、最後にまとめで再度立場を示す構成です。「I think that ~ for two reasons. First, ~. Second, ~. Therefore, ~.」というシンプルな骨組みを暗唱できるレベルにします。

具体例提示型(Example型)

「~について身近な例を挙げて述べよ」という出題に対応します。1文目に主張、2〜3文目で具体的な体験や事実、4文目で結論。具体例は無理に独創的でなくてよく、学校生活・部活・日常での出来事を1〜2個ストックしておけば十分です。

比較・対照型(Compare型)

2つの選択肢のうちどちらが良いかを問うタイプ。「Aには~という長所があるが、Bには~という長所がある。私はBを選ぶ。なぜなら~」という流れを覚えます。3つの型を持っているだけで、出題の8割はカバーできます。

2. 例文ストックを100文だけ作る:語彙よりも「言い回し」を覚える

2. 例文ストックを100文だけ作る:語彙よりも「言い回し」を覚える

英作文で減点される最大の原因は、難しい単語の使用ミスや不自然な日本語直訳です。これを防ぐ最短ルートは、自分だけの例文ストック100を作ること。新出単語を増やすより、使い慣れた英文を確実に書けるようにする方がはるかに効率的です。

ストックの集め方

市販の英作文問題集や過去問の模範解答から、汎用性の高い表現を1日3〜5文ずつ抜き出します。「In recent years, ~ has been increasing.」「One of the main reasons is that ~.」など、テーマを問わず流用できるフレーズを優先します。3週間で100文に届きます。

ストックの使い方

覚えるだけでなく、週に1度は「白紙に書き出す」テストをしてください。読めば分かる例文でも、自分の手で再現できなければ本番で出てきません。スマホのメモではなくノートに書き写し、和訳から英訳に直す練習を必ず入れます。

難しい単語より「正確に書ける単語」

受験英作文は「中学レベルの単語で正確に書く」のが評価されます。難単語を1つ使うリスクより、平易な語彙でミスなく書く方が確実に高得点です。

3. 週次添削サイクルを回す:自己添削+第三者添削の二段構え

3. 週次添削サイクルを回す:自己添削+第三者添削の二段構え

書きっぱなしの英作文は伸びません。週に2〜3本書いて、必ず添削まで完了させるサイクルを5月から始めます。

自己添削の3チェック

書き終えたら、まず自分で次の3点をチェックします。①主語と動詞が一致しているか、②時制が一貫しているか、③冠詞(a/the)と単複が正しいか。この3つだけで減点の半分以上は自分で潰せます。

第三者添削の活用

自己添削で気づけないのは「不自然な表現」や「論理の飛躍」です。学校の英語の先生、塾の講師、または信頼できる添削サービスを週1で利用しましょう。同じ添削者から繰り返し見てもらうと、自分の癖が見えてきます。

添削後のリライト

添削で赤が入ったら、必ず同じテーマで書き直すのがポイントです。間違いを見るだけで終わらせず、書き直して初めて定着します。ノートには「初稿・添削・リライト」の3つを並べて残すと、3ヶ月後に自分の成長が一目で分かります。

まとめ:5月から始めて夏休み中に「書ける手応え」をつくる

英作文は「型を持つ」「例文をストックする」「添削サイクルを回す」の3軸で必ず伸びます。難しい単語や凝った構文は不要で、平易な英語を正確に書ける受験生が最後に勝ちます。5月から週2本ペースで始めれば、夏休み終わりには本番形式で時間内に書き切る力がつきます。勝つ塾では、生徒一人ひとりの志望校レベルに合わせて英作文の型と例文ストックを個別に設計し、毎週の添削まで伴走しています。書けない不安を抱えている方は、ぜひ一度ご相談ください。